夏雪式のブログ

転生したら世界がカレーだったからアウトドアする。訳がわからないが取り敢えず鶏肉を焼く

鳴るにあ国物語

ネタバレ注意! と言うことで昨日鳴るにあ国物語見た。

原作が50年近く昔なので仕方ないんだけど 昔の王道「ご都合主義」が・・

「実はこの怪物は海水に弱かったんだ」

とか

地球のウイルスにやられたんだ」

とか、

佳境部分がそんな感じで凹

相手はよっぽどの阿呆か?でなければ

なぜそれくらいのことを調べない?

「ご都合主義」の敵は、

「実はコレを知らなかった」

「実はコレを見落としていた」

みたいな感じで負ける。

本作もそんな感じで復活。

サンタ良く斬れそうな剣や、 確実に相手を射抜いて殺せる弓を子供にプレゼントしたり

モンスター相手に、普通の子供華麗に馬に乗って

剣を振り回しバッタバッタと敵をなぎ倒す。

ごく普通の子供が、

死ぬかも知れない戦いに身を投じる課程が 感情移入できない。

小説ではあまり気にならない演出や設定、進行でも 映画でリアルな映像になると

途端にチープになってしまう。

フェンシング(なんでもいいけど)を習っている兄

シュミレーションゲームが得意な弟

アーチェリー選手の妹

小説好きの末っ娘

そんな子供が異世界に行く みたいなベタな設定だったら

もっと見る気もしなかったけど

それすら無いのはさらに引いた。

ラストも、

え、じゃあ、

こいつら今の精神年齢いくつ? ・・・・・・

まあ、細かいことを言わなければ普通に見れる。

なんだか大昔の白黒の映画をそのまま最新技術でリメイク。

そんな感じ。 残念。