ヤカンスキー
小学生の頃テレビニュースで「今日も〇〇山のヤカンスキーは大盛況です」って流れてて、
「おれもヤカンスキー行きたい」
って親に言ったら「危ないから駄目」と言われた。
危ない?俺スキーはかなり滑れる(自信過剰)のに・・なんで?
そもそもヤカンスキーってなんだ?ヤカンに関係がありそう?
ヤカンを履いて滑る?アルマイトの両手で持つような大きいやつ?
ヤカンにはエッジがないので曲がれない
曲がれないから転ぶ
やかんの口に脚を突っ込んでるのでそこで足が折れる
だから危険
あ、わかったわ。完全に理解した。
そんなクソ恐ろしい遊びなんか出来ないべや。
なんでそんな危険に足突っ込むような事を楽しむのか理解できない。
・・・・
と思ってたことを高校になって友達とナイター行くべという話になった時
唐突にフラッシュバックした。
ナイター・・夜間スキー・・・ヤカンスキー・・暗い→危ない・・
「ヤカンじゃねぇわッ!」って突然声が出てみんなびっくりしてた。
あーわかったわ完全に理解した
ある意味小学生からずっと勘違いしてたわ。
これに匹敵するのは
友達が小学生の頃に耳にした「トウダイモトクラシ」ということわざを
自分なりに理解して覚えたというその内容が
「東大生だったお父さんは昔根暗だった」という
東京のとある大学生に圧倒的に流れ弾の行きそうな
シチュエーションまで完璧に捏造されたことわざ位しか無いな。
自分の中では勘違い辞書の中のトップ2。
その次はバスのアナウンスの「次はシンゴウマチ~」
っていうのを
「元町」みたいな町の名前だと思ってて「信号町ってどれだけ信号有るのかな」ってワクワクしてたけど
何事ともなく過ぎて行って夢まぼろしの類だったのかとずっと思ってて
大人になってバスに乗ることがあり「信号で止まります」ってアナウンス聴いて唐突にフラッシュバックして
「マチ違いじゃねぇかッ!」って突然声が以下略