夏雪式のブログ

転生したら世界がカレーだったからアウトドアする。訳がわからないが取り敢えず鶏肉を焼く

構想のみだけどタンドール

ロケットストーブで色々検索してたら面白そうなのが 沢山出てきた

「ウッドガスストーブ」・「アースオーブン」

「日干しレンガ」・「野焼き陶芸」

 

で最近見つけたのが「自作タンドール

 

単純に「七輪の上に逆さ七輪被せて中で焼く」と言う原理なんだけど。

多かったのが植木鉢を逆さまにして オイル缶に入れて隙間を耐火コンクリで充填

と言う物。

その他には簡易的な物も沢山あったけど

タンドールの原理で言うと中の炭火の熱は壁材で

断熱または蓄熱されていないと駄目なんだよね?

 

それ以外はただの壺焼きだッ!

 

でもコンクリ充填ので焼けるのに時間がかかるとか炭は多くないと駄目とか・・

それってコンクリだと熱伝導が良すぎるんじゃね?

そして蓄熱されるので使用温度まで時間かかるんだろうね。

仕事柄断熱・耐火について調べる事が多いので・・

さて。 断熱と言う事は熱を伝えないと言う事。

で、熱伝導率というのがあってそれで言うと(ざっくり数値)

まず空気   0.022

鋼材     45.00

アルミ   210.00

つまり数値が大きいと熱を伝えやすいと言う事。

で、石系でいうと

豆砂利コンクリ  1.10

モルタル   1.300

モルタル  0.93

瓦・スレート   0.96

赤煉瓦    0.62

花崗岩他   3.50

京壁     0.68

土壁・漆喰  0.60

ロックウール・グラスウール  0.042

石綿セメントパーライト板 0.093

ちなみにウレタンフォーム  0.042

と言う数値。 素焼きの壺は土壁や漆喰に相当するとして0.6位かな?

本場のタンドールは粘土製のでかい壺。

で、モルタル充填だと重いし伝導率1桁台

それならパーライトかグラスウールの方が良い

でも市販されてるグラスウールは住宅用

耐火とは謳っているけど常時高温使用は考えていない

火事の時にしばらく耐えればよいと言うのが建築耐火。

それも想像以上に火の手が強いと燃える。

ロックウールはそれより性能高いけど大差はない。

ので、植木鉢に直接触れるのはパーライトがいい

外周がロックウール。

それがオイル缶の中に収まっているのがベストじゃないかと

思うけど、所詮机上の空論

簡易でも作って使ってる人には遠く及ばない。

断熱だけじゃなくて蓄熱のバランスも大事だろうし。

見た目もオイル缶より他の物にしたい。

業務用的なステンの物は格好いいけどDIY出来ないし。

樽みたいな物も良い。

紹興酒の壺みたいなら格好良いんだけど 手に入る訳もないし、ベストサイズはない。

・・・ あれ?庭土で日干しレンガ作って外装にすれば?

いっそ500Φくらいの筒を庭土で作って、

素焼きにしてその中に市販テラコッタの植木鉢入れればいいんじゃね?

でかいのは無理なので500Φ10cmくらいのを重ねて

土は焼くと縮むので、500Φのボイドに巻き付けて

乾かしたらそのまま焼いて・・・

・・・ と妄想が膨らむ今日この頃

先日、日干しレンガの予習として子供と一緒に

庭の粘土をこねて陰干ししているので

しばらく干したら炭火にでも放り込んで

どんな物か試してみようっと。