夏雪式のブログ

転生したら世界がカレーだったからアウトドアする。訳がわからないが取り敢えず鶏肉を焼く

リウマチの仕組み(と思われる)

リウマチの仕組み。 ざっくりと簡単に。

ウイルスが体に侵入します。 これを「抗原」と呼びます。

抗原はウイルスであったり花粉であったりします

体には免疫細胞というのがあって、

侵入してきたウイルス(抗原)をやっつけるのに 「抗体」と言うタンパク質を作ります。

この抗体ウイルスと戦争します。

風邪を引くと熱が出るのはウイルスと抗体が戦っているからです。

で、次にまた同じウイルスが侵入しても

すでに抗体が体に在るのですぐ対処できます。

んでもって、なんかの原因で免疫細胞

すでに在る「抗体A」ウイルスや異物だと勘違いします

さっそく攻撃するのに「抗体B」を作ります。

でも元々同じ種類の「抗体(タンパク)」なので、

抗体Bは元々ある他の抗体とくっついてしまい

抗原抗体複合体」と言う ややこしい状態になってしまうわけです。

 

話は飛びまして、関節は骨と骨がくっつかないようにツルツル軟骨で覆われていて

その周りを滑膜という膜で囲って中はで満たされています。

その液の中抗原抗体複合体」が集まり

その異物排除しようと 他の免疫細胞も集まり、

関節の中で 身内同士の仁義なき戦いが始まります。

で、関節が熱を持ち始めます。

 

炎症状態になるわけです。

 

これが続くと、細胞の色んな働きで、

滑膜の細胞がもりもり増殖を始めます。

増殖して肉の芽を作り出します。

肉の芽は軟骨を溶かす酵素を出します。

酵素は軟骨を溶かし始めます。

 

軟骨が無くなり骨と骨が直接くっつき、 そのうち一体化します。

これがリウマチの最終形態です。

(くっつかないで、ぶらんぶらんと離れてしまう場合もあります。)

 

抗体B自己抗体と呼ばれ、 これが血液検査で出るとリウマチの疑いが強くなります。

リウマトイド因子(RF)です。

炎症が起きるとCRPという数値が上がります。

軟骨を溶かす酵素MMP-3の数値で表れます。

今日はここまで。 よーし、俺がんばって勉強した。うん。

つうか一夜漬けだけども(笑)