キャンプで使う予定だったグズベリーソース。
裏庭放置のグズベリー。
ほとんどが色もついて摘んでそのまま食べれる。
小さい頃は愚図縁(グズベリ)的な?通称かつ方言的な名前の植物だとなんとなく思っていたから
「ベリーって付くからイチゴ(ストロベリー)やブルーベリーの仲間だよ」と教えられた時は本当にびっくりした物だよ。
おまえベリー家の血筋を引く由緒正しき名前だったのか!しかも「グズ」って、
ツルツルまんじゅうがにの「ツルツル」みたいな
そんなオノマトペ的な通称だと思ってたら
グースー?マザーグースのグース?英語?
失礼いたしましたベリー様。
目につく色ついたのは摘んだ。
次男とポリポリ食べてて、そういえばグースーに合うソースなんだよなー。
グースーに合うということは鶏肉にも合うか?
癖のあるラムにも合うかな?
グースー食べた事ないから、グースーの味がわからないけど鶏みたいに癖のない味じゃないだろうな。
「グースー」ばっかり口に出しててグースーって言葉がわからなくなってきた。
ゲシュなんとかタルト崩壊。
と思いグースーベリーソースを作る事に。
グースベリーソース?グズベリーソース?
それなら緑の奴詰めば良かったかな?
洗ってヘタと花弁カス取ったらひたひたの水で煮ます。
ポテトマッシャーと言う伝説の聖なる武器で潰してやる。
2度と歯向かう気が起きないように徹底的に完膚なきまでに伝説の聖なる武器で潰す。
ザル掬いで皮を除いてやる。裏漉ししつつ
スカスカの皮を集めて捨てる。
重さの半分の砂糖を混ぜて、レモン汁を少々。
今回程度の量ならほぼ目分量。基本はジャムを作る体で。
これ、普通に緩いジャム(笑)
この段階ではどんな味付けでも出来る様にフルーツの状態がいい。
本来だったら瓶に入れたこいつをキャンプで鶏かラムに使おうと思って持って行った。
だがしかーし鶏胸肉、骨つきラム辺りは食べなかったので持ち帰り。
肉が悪くなるのでまずは骨つきラムを蓋付きグリルパンで、コンロとグリルを使い両面を焼く。
隙間にプチトマトを敷き詰めて焼いたよ。
焼けた肉とトマトは皿に移して、残った焼き汁を少し冷ます。
ラム脂をスプーンで取り除いて、焼き汁にグズベリーソースを入れ、塩胡椒、ニンニクを足して弱火で混ぜ炒め、多少水分を飛ばす。
これでグズベリーソースは完成。
多分これ、ブルーベリージャムとかでも出来るね。
2種類の味を楽しむため、一つはグズベリーソース、
もう一つは和風玉ねぎ大根おろしソース。
と、ほりにし辛口。
グズベリーソースが意外と美味しくてびっくり。
ただしあまりジャム作りからソースまでしつこく火を通しすぎるとただのフルーツソースになっちゃうので注意。
北海道ならグズベリーは庭の隅に植えときゃ勝手に大きくなるから棘に注意すれば可愛い実がなるよ。
ブルーベリーも早く大きくなって食べる分以上に獲れるようになればいいなぁ。