近場でファミキャン。その2~略して近キャン2
次男はナイフを使いたいお年頃。
S4年になったのでナイフを与えた。
俺的には普段から使わせたいのだけど嫁が反対する。
まあナイフなんて昔と違って普段使うこともないし。せいぜい遊びで切ったり貼ったりする時なんだけど
嫁は使わせても危なっかしいので俺がいる時だけ使うってことにしているらしい。
でも常に俺いるわけじゃないし結局使うことが無い。
「大人になったら使える」ってのは子供の頃にやった経験則があるからなので
使い方も知らない大人の力で、勢いよく腕でも切ったらエライ事になる。
皮むきは親指で刃の背を押して、且つ同時に四本の指で柄を引きながらジワジワ切る事を知らないから
刃を当てて一気に押し込んで持ち指を切る。
それも大人の力だから始末に負えない。
現場では自分に向け逆持ちしたカッターで腕を切るバカが結構いる。
なので子供のうちにナイフで指でも何でも切ればいい。
と思うのだけど。
でも次男は長男と違って不器用なんだよなー・・。
そんなナイフ過渡期の次男は何でも良いから切りたいと
妖刀に取り憑かれた侍みたいなことを言い出すので
ダッチオーブンに入れるじゃがいも玉ねぎを切らせる。
自分でやったほうがとっとと準備も終わるのだけどこれも勉強の対価と諦めるか。
本当は小さいナイフより包丁で切ったほうが簡単なのだけど、「自分のナイフ」を使いたいのも理解するので見守らざるを得ない。
油を敷いたダッチオーブンを焚き火の上に乗せる
水場でじゃがいもを洗って半分に。皮付きのままの玉ねぎをざっくり切って
ダッチから煙が出たら野菜を敷き詰めてマリネした丸鶏を載せて蓋をしてその上でも焚き火をする。
ダッチオーブン用の中網があればそれに乗せると焦げ付きも少ない。
アルミを敷くのもいい手です。
本当は輪切りコーンも入れたかったのだけど、ココで買ったのはピュアホワイト。
そのまま食べたいというので諦めた。
ただうちのは12インチディープと、一番大きくて焚き火に直接置けるように足がついているタイプなので
ワイヤー植木台とステンボウルの自作焚き火台は重量に耐えれるけど網が曲がる。
仕方ないので炭コンロに変更。でも結局網が曲がるんだよね。
ダッチ載せても大丈夫なファミリー用の焚き火台を考えないと駄目だな。
丸鶏のマリネは
MAXIMAMスパイスを擦り込んで、玉ねぎ中3/4・人参小1・ピーマン中1・にんにくチューブ5cm・キウイの切り落としたヘタの裏の果肉とか少々をミキサーにかけて
玉ねぎの残りはすりおろして汁気を出して混ぜ
ジップロックL袋にこのペーストと白ワイン70cc・コストコのオリーブオイルパック1個
醤油を大さじ2ほど入れ揉んで混ぜる。
次に丸鶏も入れて自分のお腹の肉を感じながら揉み込んで、鶏の腹の中にもペースト詰めてやる。
あとは冷蔵庫で1番寝かせて準備OK。
ダッチオーブンは焚き火に乗せて、上下の火で1時間ほど熱して
20分ほど予熱で放置。
どこで拾ってきたのか多分イタドリの茎。蕗のように中空なので火吹き棒に最適。
焼いてる間に業務スーパーで買ったアルミパックに入ったサングリアを出す。
ネットでは比較的好意的な口コミだったのでイザという時の切り札に購入。
椅子の近くのポールにつけたランタンフックに引っ掛けて
いつでも飲めるようにスタンバイ。
サングリアはホットワインでいけるのでシエラカップに注いで熾火で温める。
ココで注意なのが飲む時だ。
シエラカップで飲み物温めて飲む人はどういう唇をしているのか小1時間問い詰めたい。
バーナーで底面だけを炙るのならなんとなくわかる。
中の水はお湯になっても100°以上にはならないので伝導熱もそれに準じる。
しかし熾火にシエラカップを置くと縁部分が中の液体から離れているせいか絶対にこれ100°超えてるだろうと。
水面の金属に触れてる部分がジュワジュワしてるということはそういう事だ。多分。
クチビル焼けるわ。いやマジ。焼き肉無くても焼けたクチビル食えるわ。
BANGBANGBANBANバーサーカー
焼肉焼いても口焼くな。
そんな懐かしネタ挟む余裕もないくらい壮絶に熱い。
「アッツ!」「お父さん猫舌」
とか言われても返す暇も無いほど。
まあ体もあたたまるし良いか。これは100%オレンジジュースとシナモン・クローブをチョイ足しすれば完璧グリューワイン。