子連れ海キャンプ
前回連れて来れなかった次男も今回は参加。
『お盆をずらして日曜からスタートすれば火曜から仕事始めのお父さんは月曜ゆっくりしたいから昼には帰るのでその後はゆっくり出来る』作戦。
と言うことで出発。
今回も高速を使ったんだけど、電光掲示板に「余市出口1キロ渋滞」
へーと思いながら走ってたんだけど、余市出口って何処だ?
と疑問。そう言えば友達が「高速も伸びたし」
って言ってた。
『後志道』
男塾とかに出てきそうな名前だ。刃牙道的な。
走ってみた。かなりのトンネル率。
それでも速い。あっという間に到着。
3組だけ。計算通りだ。
テントを立ててセッティング。次男は遊びたいので直ぐに遊び準備。
意外と責任感のある長男は一緒について行く。
設営手伝いたくなかっただけかも知れないけど。
最新のテントの中、うちだけ古い古い今はなきメーカーのテント。
ある意味レトロ。うん、レトロキャンプ。
子供達が岩場とタイドプールでやたらとデカいヤドカリを捕まえてきやがった。
南国熱帯のヤドカリかってくらい。
次男はずっと泳いでたのでガクブル。
長男はちゃんと木を集めて火を起こしてた。
まぁガストーチあればなんとでもなるんだけどな。
それでも火を起こす事を覚えれば
つまり完成形がわかれば焚き付けだけからでも火は起こせる様になる。
いきなりマッチからスタートさせるのは次からだ。
曇り空だけどそこまで寒くもなく、焚き火で身体を温めて一休み。俺はこないだ買ったドリンクタンクスdeビール。
そうこうしてるうちに目論見通りみんな帰り始めて貸切浜状態に。
ヒャッハー
そして次男を車に連れて行き、車の外に出して火を当てておいたポリタンクの水で塩を落とす。着替えさせテントに戻ると長男が炭で火を起こしてた。
持ち物を少なくするのにケチった貴重な炭だったが、気を利かせて火をつけてくれたので(笑)急いでご飯の準備をする。
肉を準備して同時に米を浸し始めたので
肉焼いてる途中で米が炊き上がればラッキー。
とかやってると遠くで花火の音が。
遠くといっても目視できる距離。多分港の反対側辺り。
最初はキャンプ客がやってるかと思ったけど
小さいながらも本格的だったので多分港町の住人達かと。
そうこうして肉食べてるうちに日本人の命とも言える米が炊き上がる。
やっぱ米がないと始まらない。始めてはいけない。
そうして肌寒くなったので子供らはテントへ。俺は酒でも飲もうかと思ったけど
次男がコーンスープ飲みたいと言うのでお湯を沸かして作ってやる。
寒いところで飲むコーンスープ美味いよね。
俺もせっかくお湯が沸いてるし疲れて肌寒いので
昔買ってドリンクセットに突っ込んでおいたコストコのマシュマロ入りココアを飲む。
ぐぬう、、、なんか味が変わっちゃってる。
うーん、これいつ買ったっけ、多分次男が幼稚園の頃。
5〜6年前じゃないか(笑)
そりゃ味変質するわ。賞味期限どころか消費期限切れてんじゃないか。
酒飲むまでも無い。寝よう。
と言う事で4人用テントは大人1人子供2人だと余裕ある。
朝7時半頃に次男が起きて外に出る。
しばらく外に居たが早く起きてとうるさい。
どうも遊びに行きたいけど一人で行ったらダメなので同行して欲しい様だ。
仕方ないのでトイレに行った帰りに松ぼっくりを拾ってきて本当に焚き付けになるのか試す事に。
ガストーチで炙ったら最も容易く火がついた!
マッチで簡単につくかどうかは知らん。
そうこうして昨日の残りのステーキを焼く。
朝からステーキ?
100均ボウルに穴を開けて作った炭火用カバー蓋。カバー蓋ってなんかダブってないか?
そう!朝からステーキ!!!
恐ろしいな。若さゆえの食欲とは。
その後コーヒー飲むのも諦めてすぐにでも飛び出したい次男と海岸散策へ。
一緒に泳ぎたいらしいけどまだ歩くだけ。
タイドプールあたりに黄色と赤の何かが浮かんでいて何かなと思っていたので見に行ったら
ああ、お盆ですね。
長男はあまり海に興味が足りない感じだけど次男は興味津々。
次々と何か見つける。
タマシキゴカイの卵塊。これがあのエイリアンみたいなミミズモンスターになるとは。
昨晩仕掛けた網にはヒトデと真ふぐの稚魚が入ってた。
網の中でブブブブブってポンプみたいな音を立てて膨らんだ。ビックリしたわ。
その後少し大きいアメフラシ発見。
水中眼鏡が二つしかないので俺が水中眼鏡無しで海に潜るつもりだったけど、水が冷たいってのと、浅瀬で小魚を追っかけてるのが楽しいって長男が言うので
次男と2人でシュノーケリング。
水泳教室プールの水飛沫を上げるバタアシとは違う
水中だけで足を動かすフィンキックを教えて(水泳教室でもそうなのか知らんけど子供は水面に足を叩きつけて進んでる)岩礁周りを泳いで、
潜り方を教えてやる。いわゆるジャックナイフ。
流石にまだできそうにない(笑)
俺は小4にはすでに自力でその潜り方にたどり着いていたけど
海で潜った数が違うもんな。
たくさん泳がしてやろう。
と、浅瀬まで泳いでいたら牛を発見。救助してやった。
お盆だねぇ。
タイドプールで遊んでた長男が変な魚がいると言うので見てみたら確かに細長くて口の尖った魚の稚魚が居る。昨日の夜にライト片手に散策した際にも細長い稚魚を見たけどこいつだな。
次男が素手で捕まえた。
これ、本州のヤガラだよな?暖かいからここまできたのか。
長男も箱メガネで魚を生捕。
こんなもので捕まえるのもなかなかすごい(笑)
昼近くなるのでそろそろ撤収。荷物をまとめ始める。
が、昨日捕まえたデカヤドカリは次男の容赦ない一撃で殻から強制退去させられていた。
そのまま波打ち際に放してあげた。
魚に啄まれるのも時間の問題と思っていたが寄せては返す波にさらわれて中々深みに行かない(笑)
見ていて可哀想だったので近くに有った食い残しの青ツブの殻を近くに置いてやった。
するとツブの穴を見つけて早速引越し完了。
ちょっと大きめだけど仕方ないよね。
そうこうしながら荷物を全部車に積み終え
風呂に入るべく
アイスを食べるべく
昼飯をどこかで食うべく
帰路につく。
伝説のソフトを食べに寄る。
ドアが開くと同時に子猫が脱走しかける。
店主に首根っこ捕まえられて猫ソファに強制収容。
ソフトと一緒に映らないかなと写真撮ってたら
なんか不思議なものがテーブルの上にある。
なんだろうと思いよく見ると
ケージに入ったヒヨコだ。ピヨピヨ言ってる。
鶏卵とか取ってんだろうな。
そしてここはカレーも置いてある。いつか食べに行ってやりたい。
ソフトと子猫を堪能して、積丹岬の湯でゆっくりと風呂に浸かり、
行きと同じく余市から高速で札幌へ帰る。
子供らもすっかり寝入ってる。
お出かけの帰り、車で帰るうちに寝てしまい
家が近くなったら不思議と目が覚めるあの現象。
うちはマイカーの無い家だったからバス国鉄バスバスの乗り継ぎか、親戚の車に乗せて貰って墓参り兼祖母の実家で過ごすパターンだった。
その車の時も帰りはぐっすり寝込んで家の近くでなぜか目が覚めてたな。
何はともあれこれで2人とも海キャンプへ行った事になる。
あとはソロキャンプ。