夏雪式のブログ

転生したら世界がカレーだったからアウトドアする。訳がわからないが取り敢えず鶏肉を焼く

ウッドデッキゃー

北海道と言えば冬!

冬と言えば雪!

雪と言えば積もる

積もるといえば庭かけまわり

猫はコタツで丸くなる

なので冬場、デッキを野ざらしにしなければ

耐久性は通常の3倍

と言う事で、大体正方形で、

取り外しが出来る物を設計!

大きすぎると取り外しが重くて大変。

なので更に枠とスノコに分割。

設計時に重要なのは

�@木材を切断して端材がでないように

サイズ検討。

なるべく同じ長さの物を多くした方が

加工は楽。

参考でツーバイの

12Fは3,658mm 16Fは4,877mm

切断時のノコ刃の分も考慮し少し余裕見て。

�A日中スリットから太陽の光が中に差し込むように

板の流れを太陽に向ける

�B水勾配を付ける。1mで1mm強

流れる方向も水はけが可能な方に。

流れ道を考慮して。

�C木の断面を見て将来ひのった時に

中央がへこむようにする。

膨らませると水はけはよいが

ささくれが出安くなる。

�D加工・組立時の誤差を見込んでクリアランスを取っておく。

�E基礎はなるべく替えが利くように既製品の樹脂・コンクリ製品。

で、冬の間は雪が積もる部分なのでそれも取り外し出来るように。

おおざっぱにそんな感じで

実測して図面を引く。

1m×90cm程度の枠を2列3連。

残りの部分にはロケットストーブを設置して

作業台を置く事に。

==================タニオリ======================

木材は前々回の内容で考慮下結果

取り外し出来る部分にはSPF材の白木

幕板や取り外しが出来ない部分は防腐剤圧入の緑SPFを使用する事に。

加工は1本ずつ測って切るより

まとめて切った方が確実なので

木材まとめて仏陀斬りシステムを新たに開発!

俺のカガクリョクは世界一

これがその超システム

木材尖端を付き合わせておいて

左右からまとめて押さえて

途中に丸鋸を徹すスリットを付ける。

付き合わせ部分は直角にする事。

奥に行くほど長くなっては本末転倒。

刃が徹る所にテープを貼っておくと

切断面がボソボソになりずらいです

木材の両端に数ミリの段を付けたいので

ノコを固定して高さを調整して加工。

固定は確実に。万が一の場合

コンセントを引っこ抜けるようにしておいて。

===================ヤマオリ=======================

木材を規定の寸法に切断した後は

キシラデコールで塗装します。

その際にコーススレッドの下穴を開けて

そこにもキシラを注入しておきます。

毛細管現象でビスを伝ってねじ穴に水分が入り込みます

やらなくてもいいかも知れないけど

やれる事はやっておく。

100均で売ってる細いストローをキシラに突っ込んで

尖端を指で押さえれば簡易スポイトになります。

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        ノリシロ

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木材の塗装完了後、数日乾燥させたら

木枠を仮組みして、中のスノコの隙間が適正か

確かめます。

木に大して直角に刃が入る丸鋸ならば楽ですが

うちのは微調整が利かず

大体斜めになってしまします。

更に長物のSPF

大体ヒノっているのが多いので

切断した木材をそのまま組んで

直角な四角になる事はほぼありません。

なのでデッキ用の金物の直角金物を使用します。

写真はコーキングしてますが

この時点では仮組なので必要有りません。

図面上では両端7mm、スノコ間は6mmの隙間です。

スペーサーとして加工しやすいバルサを使います。

とにかく挟み込んで実際の構造と同じになる様にします。

多少の遊びはOK。狭かったらどこかで調整。

仮組の状態でビスの墨出しをします。

デッキ表面に穴を出したくないので裏からビス打ちします。

(※ネジを利かせるのはスノコの表板。

スノコ裏の押さえ板はネジが利かないようにしないと

隙間が空いた場合そのまま固定されてしまします)

数が多いので墨出し用の目安になる物を作ります。

マイナスドライバーなどで均等に寄るようにして

スペーサーを確実に入れますよ。

上下の2本に墨出しして置いて

差し金や長い定で線を引きます。

押さえ板に木用ドリルでびしびし穴あけします。

木用錐先はコーススレッドの外径と同じ物を用意。

これは前述した通り

表板で利いたねじ山が締まっていくと

裏の押さえ板を引っ張り密着するという仕組みです。

先っぽだけねじ山があってビス頭近辺はねじ山無しの

下穴不要な製品もあります。

下穴を開けた後、ネジ頭が入る分を別のビスで軽く穿孔します。

そして穴の中にストロースポイトでキシラデコールを注入。

完成をイメージすると

表板同士の隙間から直交して押さえ板が見えますが

見えると言う事は水が入ると言う事。

木と木の接合面は

毛細管現象で水が染み込み安く

入ると中々乾燥しません。

奥まで行かないに様に変成シリコンでコーキングしてしまいます。

押さえ板の上から乗っかって

コーキングをつぶして圧着。

そのままコースレッドを打ち込んでいきます。

スノコ部分の完成。

仮組していた木枠を固定していきます。

どうしても隙間が出来てしまう所は

ステンの板片を突っ込んでビスで締めてしまいます。

このステン片は仕事上の業者から貰った物で

売ってるかどうかは不明。

通常は無いと思うのでコレと同等な物で隙間を無くしていきます。

隙間が有ればステン片で調整。

木の接合部はコーキング。

直角金物で固定した後

写真の左側からも長いコースレッドで固定します。

スノコに干渉しないかチェック。

これは木枠に付くスノコ押さえ。

直角金物に被さるので

数ミリの段を付けた物です。

デッキをひっくり返した状態にすると

スノコの上に押さえが乗る形になるので

難しい寸法出しは不要になります。

ここでもコーキングをしますが

四辺全部ではなく一辺を残しているのは

そこが下になる部分だからです。

下を空けておくと仮に上から水が入っても抜けるからです。

がっちりと押さえてコーキングをつぶして圧着。

デッキの上の部分から見た隙間。

コーキングがほんの少し見えている状態でOK。

これは最終防衛ラインになります。

滑らせるようにコーキングを動かしながら

同じ量を出すようにして角をコーキング。

細いへらでなぞるように隙間に押し込むように

綺麗にしていきます。

コーキングの完成。

まあ、普段見える場所ではないし、再度塗装をするので

汚くなっても気にしない。

とりあえずコレでデッキ組立は完成。

その後2回目の塗装に入ります。

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組み上がったウッドデッキは

十分乾燥させて積み上げておきます。

どんどん塗装していきます

特に隙間は念入りに・・・

裏返しては塗装。

隙間を念入りに塗装。

雨が降ったら水滴が付く場所、水が貯まりそうな場所は

特に念入りに。

とりあえず塗装したのを乾燥させてデッキは完成です。

塗装した部分のコーキングって言うのは

なかなか固まりません。

コーキングは空気中の水分で固まるので

軽く雨でも降ると

前日までべたべたしていたクセに

何も無かったかのように固まってしまいます。

猛烈アタックを受けていたのに

ある日突然素知らぬそぶりをされた気分

追われれば逃げるが逃げられると追いたくなるのが俺様の本能だが

そんな物はこの際関係ないわボケェ

次回は最期の基礎編

その後ロケットストーブ編