夏雪式のブログ

転生したら世界がカレーだったからアウトドアする。訳がわからないが取り敢えず鶏肉を焼く

ボイラーリモコンをタイマー化

うちのセントラル暖房の某CORONA(コロナ)ボイラー様は11歳だ。

で、1階はサーモスタット付きの温度調節器だけど

2階は目盛りだけで手動制御。

冬休みで妻子が実家に帰省なされて、じうしか居ない時は

昼間はあちこち最小にしてる

なので朝起きて温度上げても暖かくなる前に出勤、

夜帰ってきて温度上げても暖かくなる前に風呂→就寝

なので、きみまろのネタをガチに地で行く

家の中、暖かいのは便座だけ

常にほんのり暖かい感じ。

時間で温度を上げる温度調節器探しても無いし。

タイマー付きのボイラーリモコン探しても無いし。

元々付けっぱなしなのがセントラル暖房なので

そう言うの無いんだろうな。

寝室はヨッシーが窓側でパネル近くなので

微妙な循環熱で暖まるパネルで乾燥して辛いらしく

夜はボイラー切って朝起きて入れると言う

昔ながらの暖房パターン

しかもストーブと違ってすぐ暖かくならないので辛いんだよ。

なので無ければ作ろうボイラータイマー

うちのリモコン様はこのタイプ

ボイラー本体との制御は2芯ケーブル。

必要工具

ドライバー・カッター・ニッパー(小)

圧着端子1.25-4・端子用圧着工具

1.25の平ケーブル

0.65-2Cケーブル

ハンダごて・ハンダ

電気工事士資格(ホームセンターには多分ありません)

タイマーに必要なの機能は

�@週間設定

�Aパルス出力

�B無電圧接点

なので一番安いタイマー

http://item.rakuten.co.jp/terukuni/tb2301k/

リモコンの下面に小さい溝があるので

マイナスドライバー突っ込んで

縁のパネルをこじ開けます。

真ん中上下が壁面との固定。

四つ角のビスが底面との固定なので四つ角ビスを外して

裏返して基盤のビス4本を外して

基盤を取り出します。

今回必要なのは「連続運転ボタン」のスイッチ。

裏返してスイッチの足を確認。

テスターで導通確認。

スイッチを押している間だけ通電します。

家庭用のシーソースイッチと違って

「スイッチ押せば入りっぱなし(通電状態)」ではない。

指を離すとスイッチが切れるけど

基盤の方で通電状態を保持しています

もう一回スイッチを押すと保持解除。

つまり一般的なタイマーではなく「パルス」で制御します。

まずタイマーの方を作っておきます。

タイマーには

�@タイマーを動かす電源

�A信号線

が入ります。

1.25ー2芯の平ケーブルの先を剥いて

端子1.25-4を圧着端子でつぶします

本体側・コンセント側両方作ります。

電気工事士資格が必要。それ位当然の嗜みです。

産まれる前から持っています。

電源ラインを完成させます。

ビスを締めた確認でマーキングしましょう。

嗜みです。先祖代々やっています。

次に(後でも良いけど)

信号のラインを作ります。

まずハンダ付けが必要なのでハンダを暖めておきます。

半田置き等100均でも売ってるので有ると便利。

コンセント入れて暖めておきます。

基盤の接続部分を確認。

ケーブルを2本とも同じ長さで切り揃えると取り回しが

面倒くさいので

ケーブルの出口と配置を考慮してハンダ付けする部分に

合わせて長さを決めます。

ケーブルの先を10mm位剥いてねじっておきます。

長いのは後でニッパーで切り落とします

100均の工具でケーブルを固定すると便利です。

もちろん100均じゃなくて高級工具でも構いません。

先をハンダで上げておきます。

で、先ほどの端子部分に軽快なフットワークで

ケーブルをハンダでつないでしまいます。

基盤にケーブルを押さえつける洗濯ばさみなど有ると便利。

基盤の裏に付いている透明なフィルムに

ケーブルを出す穴を開けます。

フィルムをセットして

裏蓋を付けると

ちょうどケーブル押さえの穴から出るようにしました。

最後にタイマー側の端子をつなぎます。

タイマーからパルスに切り替えます。

最初にやっておきましょう。

コレを途中で切り替えると時間設定などリセットされます。

接続が完了したら、本体のリモコンケーブルを接続して

動作試験をしましょう。

タイマーのコンセントを接続してタイマーの電源ランプが点灯したら

右の碧い「手動ボタン」を1秒長押しします。

リモコンの「連続運転ランプ」が点灯。

もう一度「手動ボタン」を長押しすると「連続運転ランプ」は消灯。

後はタイマーの取説を読みながら時間設定をしましょう。

普通のタイマーのように何時に「入」何時に「切」では無いです

パルス1秒設定で、OFF状態から月曜日6時にパルス→ボイラー作動

22時にパルス→ボイラー停止

火曜日6時にパルス→作動

22時にパルス→停止

と言う風にパルス入力の度にON・OFFの繰り返しです。

当然スタートの段階でONなら最初のパルスでOFFになります。

この作業をする為の先祖代々の資格

電気工事士」を持っている人なら説明するまでもなく

それ位は判ると思いますが・・

そして本体を壁に付けて完成。

コレで暖かい朝を迎えられる。

なんだか施主に提出する電気設備取扱説明書を作ってる気分だ・・・